新型コロナウイルスで今思う事④

2021年 6月21日
株式会社ドリームリンク
代表取締役 村上雅彦

 ワクチンの接種がどんどん進んで来ております。ドリームリンクとしてこの環境下、コロナ撲滅の為に何ができるのかを考え「飲食業における新型コロナウイスワクチン職域接種」を実施しようと思います。

 「秋田県の飲食業における新型コロナウイルスワクチン職域接種」実施について

 新型コロナウイルスが日本へ上陸して約18カ月が経ちました。振り返ってみますと、豪華客船から始まり、屋形船、ライブハウスなど様々な業種が急所と言われて来ました。そして最終的には「夜の街」という言葉とともに「会食」が急所であるとなり、飲食店への自粛や休業要請が氾濫する中、我々飲食店は大変な苦境へ追いやられております。

 そんな中、民間による自主的なワクチン接種、いわゆる「職域接種」がスタートするというニュースを聞いて一筋の光が見え、希望を見出しました。しかし翌日、河野太郎大臣から「職域接種は1,000人以上」と発表になりました。これはワクチンの輸送単位の問題と短時間での効率的な接種の為だと思いますので賛成で異論はございません。ただ、飲食店の多くは夫婦、家族などにアルバイトを加えた数人で営んでいる零細組織です。急所と言われコロナ感染防止のターゲットとなり、経済的に窮地に追い込まれている飲食店は、職域接種において残念ながら現在、蚊帳の外に置かれております。1,000人以上と言われた瞬間、多くの飲食店が諦めたのではないでしょうか。

 本事業は、その様な環境下、歯を食いしばって頑張っている飲食店の役に立ちたいという趣旨の下、飲食店に関わるワクチン接種希望者を秋田県内で1,000人以上集めることを目的としてスタートします。不特定多数の方々と接する飲食業界の方々がワクチンを接種することは感染予防に大きく貢献するはずです。また、飲食店では学生を始めとする多くの若者が働いております。彼らへのワクチン接種が本事業を通し加速することは感染予防に大きく貢献するはずです。本事業の推進が飲食業界への救済とワクチン接種率上昇の貢献となることを願います。

 「秋田県の飲食業における新型コロナウイルスワクチン職域接種」の目的について

1、 秋田県内にある飲食店運営会社、並びに飲食店へ声掛けを行い、ワクチン接種希望者を1,000人以上集め飲食業界での職域接種を行うことを目的とし下記を実現する。
2、 不特定多数と接する飲食店関係者の安全を確保する。
3、 お客様に安心してご来店頂ける「飲食空間」の普及と促進を目指す。
4、 秋田県のワクチン接種における地域負担の軽減とともに、接種の加速化を目指し、政府が掲げる「1日100万回接種」実現に向け全面的に協力をする。

3 つのハードル

この事業をすすめていくには 3 つの大きなハードルがございます。
1、1,000人の接種希望者を集めること。
2、1,000人へワクチンを接種して下さる医師、看護師を手当すること。
3、大きな接種会場を確保すること。

関係機関と連絡をとり実現の為に本事業を迅速にすすめて参ります。

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