新型コロナウイルスで今思う事②
2020年12月 1日
株式会社ドリームリンク
代表取締役 村上雅彦
12月になり新型コロナウイルスの第3波が押し寄せました。私ども外食産業の仲間にとりましては忘年会という大きな行事がある月です。そして大切な私たちのスタッフのボーナスも例年この稼ぎでまかなっておりました。しかし今年はボーナスを払えない環境におります。
「夜の街」と言う言葉が連日ニュースで伝えられております。その影響を私たちは受けております。コロナは何が正しいのかわりません。「安倍のマスク」に対する批判を聞きます。でも、あの頃を思い出して下さい。世界中にマスクがなくなりました。その環境下で日本国民にマスクを配布しなければという日本のトップの純粋な気持ちでないのかなと思います。しかし配布が遅れ批判される。歴史を振り返って「こうするべきだった」と論評するのは簡単です。それは結果を見ての結論であり誰でもできます。今、未曽有の事態に身を置いている私たちに大切な事は、批判を恐れず、意見を述べた勇気ある方々への批判をしないことではないでしょうか。
コロナ禍の結論は歴史で証明されると思います。誰の意見が正しかったのかと検証されるでしょう。安倍のマスクの批評は100年後の子孫がすることで、渦中にいる我々は批判を恐れず「今出来る事」をやる事だと思います。誰かが言った「今出来る事」が結果として間違っていたら、それを責めるのではなく軌道修正する。「では今何をするべきか?」を真剣に考え、意見を述べた方々の勇気ある失敗を 100 年に 1 回あると言われる未曽有の事態に備えるべき子孫の為にも、大切に、大切に、記録をしていくべきべきではないかと思います。
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