「復興支援酒場」閉店のお知らせ

この度、新型コロナウィルスに立ち向かうために、医療機関などのコロナ対策に役立てる資金を集める事を目的として開店した「復興支援酒場」につきまして、誠に勝手ながら2020年11月28日をもちまして閉店しましたことをご報告申し上げます。

復興支援酒場は、東日本大震災の直後の2011年9月、「利益全額」を被災地へ寄付することを目的に、非営利の店として宮城県仙台市仙台駅前と東京都中央区銀座に開店いたしました。第二弾となった今回の復興支援酒場は、「新型コロナウィルス撲滅」のために最も有効であると判断した組織へ利益全額を寄付することを目的として、2020年6月9日に開店した経緯にございます。

東日本大震災の際は、飲食をすることで被災地を応援したいというお客様の強い後押しもあり、約1年間で被災3県に1,500万円寄付を実施することができました。しかし今回のコロナ禍においては、お客様の外食を控える動きに歯止めがかからず、開店当初より赤字が継続してまいりました。この度の感染拡大第３波の動向を鑑み、誠に不本意ではございますが閉店を決断することといたしました。

利益をあげることはできませんでしたが、復興支援酒場を通してコロナ対策への寄付に協力したいと言うお客様の善意を無駄に出来ません。本当に心ばかりではございますが、現在状況が逼迫する医療機関への支援として、医療機関へ50万円の寄付を行い、5か月に渡って営業して参りました復興支援酒場の暖簾を下ろさせて頂きます。私たちの力不足が全ての原因でございます。お詫びを申し上げると同時にご来店下さった多くの皆様へ心より感謝を申し上げます。